まぐろラーメン本舗 太陽軒＠境港 （名物 鬼太郎まぐろラーメン）

今年の１月に地域資源を生かし活性化を目指す「名物料理を作る会」が試作した地元境港産の鮪を使ったまぐろラーメンが今月２６日に「名物 鬼太郎まぐろラーメン」として販売開始されました。境港、米子、出雲市内の参加七店舗で食べることができますが取りあえずはその開発の軸になった太陽軒が境港水木しげるロードに新しく出した「まぐろラーメン本舗 太陽軒」へと行って参りました。お店の前まで行って気が付いたのですがここは元「日の丸食堂＠境港」があった場所。emozioneさんの記事を見て機会があれば一度は食べに行こうと思っていたのでちょっとショックです。地元で永く愛されていたであろう老舗の食堂がなくなるのは残念ですねぇ。商売とは言え太陽軒のやり方には疑問を感じつつ店内へ。店内は綺麗に改装されています。注文と会計はフードコートのような方式。カウンターでトレーを持って注文品を受け取り会計してテーブル運んで頂く。ラーメンのメニューは「鬼太郎まぐろラーメン」と「角煮まぐろラーメン」その他はおにぎり各種。取りあえず今回は基本の「鬼太郎まぐろラーメン」を頂く。綺麗に澄んだ清湯スープ。真ん中に鎮座した鮪のづけがこのラーメンを物語る。その他は焼き白ネギ、青ネギ、岩海苔、もやし、あられ。そして鬼太郎の似顔絵が描かれた蒲鉾。全て地元の食材にこだわっているらしい。丼も鬼太郎一家の絵が描かれた特注です。づけにされた鮪はスープの熱でだんだんとレア状になるがそれなりに不満はない。あっさりと癖がなく山葵ももちろん相性は良い。スープは香り油が強く香るが基本は和風の塩味。鮪と言うよりも昆布や野菜の旨味を感じます。麺は中細のストレート。茹で具合良く、シコシコとした食感はグー。しかし私の駄舌では鮪らしさが感じられない？香りも香り油が強くて鮪（魚）の香りはどこ？「空海＠出雲」のような魚（鮪）の旨味、香りがプンプンするような個性は全くありません。癖がなくてあっさりとした和風の優しいスープは老若男女、誰が食べても嫌う人はいないであろう仕上がり。岩海苔の風味とあられも手伝ってとっても美味い海苔茶漬けのようなお味。まぁ一部のラオタを相手にしてもしょうがないので観光振興、地域おこしとしては間違いない方向かもしれない。。

名物 鬼太郎まぐろラーメン　￥７５０

この「鬼太郎まぐろラーメン」は各参加店によってスープやトッピングにアレンジが加えられているらしいので食べ比べしてみるのも楽しいかもしれません。

「鬼太郎まぐろラーメン」の詳細、参加店についてはこちらへ。

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鳥取市境港市本町 31 （水木しげるロード内）
TEL 0859-44-1245
営業時間　11：00～17：00
定休日　なし
駐車場なし （市営日の出駐車場より徒歩5分）