松川屋@名古屋 ★☆ (肴アラカルト&もりそば&しょうゆらーめん&しおらーめん) |











「麺ある記」名古屋初上陸です。最初に訪れたのは和食で30年腕を振るった元板前のご主人が営む飲めるラーメン屋。どこへ遠征に行っても飲めるラーメン屋(もちろんラーメンも美味くなくてはダメです) は絶対に外せない。草の根をわけても探し出します(^^;しかし一般にネットでラーメン情報を発信している方はラーメンしか取り上げてなくて、この手の情報が少なくいつも探すのに苦労します。こちらは単に飲める料理があるだけでなく、ご主人は北海道出身とのことで、北海道直送の海の幸を中心とした料理が堪能できる。ラーメンのみならず時にはグループ宴会も受けるそうです。この日は「きゅうり魚の南蛮漬け」、「蛸の煮物」、「本日の造り盛り合わせ」そして北海道鵡川産の「柳葉魚」(本物の柳葉魚です)などの美味い肴で酒杯を傾けながら、ご主人にラーメン商売の極意を教授して頂きました。特にコストを抑えるイロハ(^^気むずかしい職人気質のように見えて、意外に気さくなご主人で楽しく歓談させて頂きました。そして〆のラーメンは先ず「もりそば(つけ麺)」を同行者(kabchan氏)とシェアして頂いきました。透明感がある自家製の太麺はしっとりとした舌触りともちっとした食感を合わせ待っていてます。香りと旨味もまずまず。つけだれは酸味を利かせた和風あっさり醤油味。強い旨味はないですが麺を楽しむには良いかな。脂少な目でどちらかと言えばうどんを食べるのに似ている。そして続いて頂いたのは「しょうゆらーめん」と「しおらーめん」。「しょうゆらーめん」も節系の和風スープ。やはり動物系、魚介系ともに穏やかで上品な仕上がり。どちらかと言うと醤油の甘味が際だって感じます。チャーシューは厚めで食べ応えあり。そして短冊塩メンマを使った太いメンマは薄味ながら食感が楽しい。麺は「もりそば(つけ麺)」と同じ太麺ですが、茹で時間を変えることで若干食感を変えてあります。しっかりとした噛み応えがありここでもスープよりも麺の旨味が印象に残る。「しおらーめん」は醤油の甘味がないので輪をかけて上品なスープ。魚介系素材の輪郭が良く分かる。醤油に比べるとやや旨味が弱いが上手くまとまっている。なるほどの職人技術を活かしたコストパフォーマンス。勉強させて頂きましたm(_)m
もりそば ¥780
しょうゆらーめん ¥750
しおらーめん ¥750
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麺歩き 山陰 index
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定休日 火曜日
駐車場 なし