道の駅「シルクウェイにちはら」@津和野 ☆ (鮎ラーメン・10食限定)
2007年 09月 27日
連日の東へ西へです。日原と言えば高津川の鮎が有名ですが、こちらに鮎ラーメンなるものがあるらしいと情報をキャッチしました。全国的に見ると「鮎ラーメン@二子玉川」が有名です。赤坂見附(リュウキュウアーユーを食べる会・閉店)と大阪枚方市(くずはモール)に支店があります。枚方の支店にはいつか機会があれば訪れたいと常々思ってましたがこんな近くに「鮎ラーメン」があるとは。(近くもないか) さて日原の「鮎ラーメン」は如何に?提供しているお店は「らーめん屋」(屋号)。道の駅「シルクウェイにちはら」のフードコートのお店です。一日10食限定らしいです。他のメニューは食券式ですが「鮎ラーメン」は食券機にはなくカウンターで直接注文します。そしてフードコートのお店としては珍しくカウンター席もあります。そちらに座って厨房を見ていると地元の焼き物のような大きな丼が用意されて、ビジュアル的にも考えられているようで期待が持てます。先ずはフレークの乗ったおにぎりと山葵漬けが配膳されて、待望の鮎ラーメンが出てきました。おにぎりに乗ったフレークは鮎の身をほぐしたフレークらしいです。そのまま食べても良し、あとから残ったスープをかけても良し。半分づつ試すと尚良しとのことです。取りあえず私はラーメンから。。塩味の鮎100%らしいスープは上品であっさりとした出汁です。鮎は地元高津川の天然鮎らしいです。魚臭さは全くなくて舌の奥に感じる渋みのようなものがそうでしょうか?非常に上品な出汁ではありますが、残念ながら味のベースは業務用の塩ダレみたいですね。この化学的な塩ダレが折角の出汁を完全にスポイルしています。この上品な出汁を生かすには、いっそのこと潔く塩と薄口醤油くらいで味付けされた方が良いのではないでしょうか。鳥取素ラーメンの例もありますが、意外に和風出汁だけでもそれなりにラーメンとして成立するものです。あとは加える脂を工夫すれば完成度も上がります。ラーメンフリークも驚愕する美味さの「喜元門@茨城」と言うお店もその手のラーメンがあるらしいです。。そして一般のラーメンのようなメンマとモヤシ、青葱をも必要ないと思います。鮎に対して意味を持たないように思います。そうですね?蓼とか葉山葵、青さ海苔(川海苔)なんかどうでしょうか?しかし出汁そのものは一杯のラーメンに対して天然の焼き鮎一匹を使って引いて、トッピングは別に一夜干しの焼き鮎が使用されています。一杯に2匹の鮎が使われています。非常に贅沢なラーメンです。そしておにぎりに乗せられているフレークは出汁で使った焼き鮎の身をほぐして味付けされたフレークだそうです。業務用ダレのせいでやや鮎らしさがスポイルされてるスープもこのおにぎりといっしょに食すると鮎が相乗して良い感じでした。最後に半分残したおにぎりにスープをかけて崩す茶漬け風もgood。お店のスタッフみんなで考えて作り出したラーメンらしいのですが、アイデアは間違いなく★3つものです。感心します。しかし私的には、いくつか疑問点があるように感じたので今回は☆としましたが、おにぎりとの食べ方とかそれなりに楽しめるラーメンです。この鮎ラーメンは鮎が捕れる10月くらいまでの提供だそうです。そのあとは地元で捕れる猪を使ったシシラーメンを提供してみたいとおっしゃっていました。これも楽しみなので冬にまた訪れてみようと思います。。
鮎ラーメン(鮎フレークおにぎり、山葵漬け付き) ¥1000
(鮎ラーメンに付いている竹箸は持ち帰りできます)
島根県鹿足郡津和野池村1997-4(シルクウェイにちはら内)
TEL 0856-74-2045(シルクウェイにちはら)
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休
駐車場 あり
コレはビミョ~なラーメンですね~☆
詳細が楽しみです。