翠苑平田店@出雲(平田) ☆ (坦々麺) 営業再開 |


昨年の秋に経営会社が倒産してから閉店していましたが、営業を再開したようです。メニュー構成は以前よりもやや簡略されているようです。メニューそのものも自社で作成されているようで、かつての専門業者製が印刷した豪華なものとは違います。細かな部分でスリム化されているようです。単品の価格はやや高めですが、セットメニューやお昼のサービスランチメニューは割安感があります。湖北線沿いでお昼を食べる機会がありましたらお勧めです。特にランチメニューにぐらっときましたが、あえて坦々麺を単品でお願いしました。何年ぶりでしょう?系列に当たる「壱龍」でも坦々麺を食べたのは記憶ないくらい前です。はっきりとしませんが、トッピングを含めて印象は壱龍よりはややグレードが高そうです。気のせいかな。。価格設定が高めなので当たり前と言えば当たり前。そして記憶では汗が出るくらいに辛さがあったように思いますが、「壱龍」と変わらない程度にマイルドです。ラー油の香りも弱くなったような?私が辛さに鈍感になったのでしょうか?麺は細麺のストレート。茹で加減は柔らかめで食感は?ですが、スープの絡みは抜群です。これはこれで良いですね。かつてはよくご飯といっしょに食べてましたが、やはりご飯が欲しくなる味です。次回はリーズナブルなランチメニューにしてご飯と食べよう。会計の時に「壱龍」との関係を聞いてみました。あまりつっこんで聞けないのではっきりとしませんが、現在は経営が違うとのことでした。
坦々麺 ¥800
島根県出雲市美野町1662-1
TEL 0853-69-1111
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休日 第2・4月曜2時以降
駐車場 あり

もう一つ質問ですが、ラーメンの基本スープを摂る時、塩は入れますか?私は基本的に洋食出身なので、塩は後になればなるほど、浮いてくると教わったので、中華系のラーメン用スープと言えど、なるべく最初に多めに入れるようにしています。和食の「さ.し.す.せ.そ」も洋食ではあまり当てはまらない気がしますが、ラーメンではどうなのでしょうか?
翠苑に関しては、知り合いがいるわけでもなく、会計の時に店員さんと一言、二言言葉を交わしただけですので、詳細は分かりませんm(_)m
ラーメン作りにセオリーはないと言われています。一般的にはタブーとされていることでも美味ければ良しとしてやります。よく例に上がられるのが、昆布を長い時間沸騰させて出汁を取ったりすることです。セオリーでは海藻臭くなるので、沸騰する直前に引き上げますよね。。現代のラーメンはもはや中華ではなく、常識的な作り方をしていたら、美味いものは出来ないのではないでしょうか?
話が逸れました。スープはスープ、タレはタレで作り、丼の中で合わすので、基スープには基本的に味は付けません。スープは素材の旨味を徹底的に抽出するのに全力を傾けます。(タブーは承知で)タレは塩分バランスとスープだけでは形成できない旨味をさらに生むように各種の旨味成分を加えて工夫しているところが多いようです。

確かにラーメンは一般的にタブーとされている事を無視するから、あれだけ、新しい味が次々に生まれてくるんだと思います。
私なんかは、魚系と肉系は絶対混ぜてフォン(出し)をとるなとおそわったものですが、ラーメンではいまや王道ですからね。
兎に角ラーメンと言う世界は、オムレツや包丁の使い方など基礎的なことで何年も血を吐くような思いで修行した私にとっては、この道何十年の人も、造り始めて間もない人も同じ土俵で勝負できる不思議な世界です。