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自分らーめんを探す旅!食べ歩き。。 (松江市、出雲市、米子市、倉吉市、鳥取市、島根、鳥取、etc.)


by menaruki
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ばくさん@湯梨浜町 ★ (しおらーめん)

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鳥取へは仕事でもう二十年近く定期的に通っています。数年前までは、羽合~浜村バイパスが無くて必ずこちらのお店の前を通っていたので、前から変なメニュー(キムタクのマヨネーズ、イナバウアー、水戸黄門とか)と変な看板がたくさんあるお店と認識はありました。しかしどうも入り難いのとキワモノメニューには興味が持てなくて今までスルーしてたお店です。でも「鳥取の車屋日記と言いつつ育児グルメ日記かも」のホットエアーさんがブログで紹介されてるのを見て、無性に興味が沸いてきました。と言うわけで初訪問です。お店の入り口にはご主人が手書きした看板?メニューボード?がたくさん並んでいます。どれもご主人のメニューに対する熱い想いが書き込まれています。確かに気合いはすごい!さてお店に入ると意外?に普通に「いらっしゃいませ!」と女性の接客です。娘さん?なんか恐いような噂もネット上で見たようなきもしたけど・・アハハ、そうだよね。こんなもんだよね。とまぁカウンターに座り、何にしようかとたくさんのメニューを見ていたのですが、初めてなので流石に奇抜なのは遠慮して、基本を・・味噌、しお、しょうゆ、とんこつの順番に書いてあるということは味噌が一番と思われますが、スープを確かめるには、ちと難しいので、2番目の「しおらーめん」に「味たま」トッピングでお願いしました。丼に顔を近づけてスープの香りを嗅ぐと、香り油の良い香りがします。葱油かな?純鶏ガラスープらしいですが、鶏臭さも無くて、あっさりとした良いスープです。無化調と言う話もありますが、旨味もしっかりとありますね。今時のラーメンではないですが、オーソドックスなラーメンとしてすっきりとした美味さで好感がもてます。麺は長野から直送の多加水麺らしいです。口当たりはしっかりとして好きですが、噛み応えが少し粘っこく感じるのがどうでしょう?たまたまスープとの相性もあるのかな?「味たま」は醤油のもろみのような良い香りがするタイプで面白いですね。これだと「醤油らーめん」がもしかしたらこんな感じで醤油が香り立つようなのかも?これは今度是非食べてみたくなりました。以前なら、すかさず2食、食べるところですが、ここはグッと堪えます。食べ終えて店内を見渡すとあちらこちらにご主人手書きのポスターが貼られていて、ご主人のラーメンに対する言葉がいろいろと書かれてます。ちょっと紹介すると「ラーメンに究極の味なんかありゃしませんョ。自分にあったもんがいっちゃんうまい!」とか「ラーメンに食べかたなんてありゃしませんョ。麺からでもスープからでも好きなように食べなりゃええがな。でも口に合わんやったら残しなさいョ。合わなに無理して食べなんな。残ったスープ見て、ばくさんはもっとガンバらなあかんと!思うから」とか「美味しいラーメンを作る秘密なんかありゃしませんョ。手間と愛情をそそぐだけ」だったかな?よく考えると当たり前のようなことなんですが、すごく哲学的に思えるのは私だけでしょうか?まるでラーメン版「相田みつを」のようですね。こういうのを好まない方もいるでしょうが、私はこんなご主人が作るラーメンを変な名前のメニューを含めてまた食べに行ってみたいと思いました。。。

しおらーめん ¥520 +(味たま ¥50)

お店HP:http://www.apionet.or.jp/bakusan/


鳥取県東伯郡湯梨浜町宇野1982
TEL 0858-35-5893
営業時間 11:00~14:30 17:30~21:00
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
by menaruki | 2007-03-23 13:39 | ☆~★ | Trackback | Comments(0)