らーめん善@浜田市・下有福(善らーめん)
2024年 05月 16日
大田市近辺で朝から一仕事終えてお昼になる。このまま帰路でどこか昼ラーメンとも思ったが、この際少し足をのばして下有福で2019年5月にオープンされたこちらへ。コロナ禍で休業されたりとなかなか機会が無かったがやっとおじゃまできた。メニューは基本の「善らーめん」にはじまり「善玉らーめん」「善玉チャーシューめん」「塩らーめん」「塩玉らーめん」「塩玉チャーシューめん」「旨味噌らーめん」「旨味噌バターらーめん」「ネギ味噌らーめん」「ピリ辛坦々麺」に「若鶏からあげ」「チャーシューめし」「ライス」。メニューについてあまり事前情報がなくとりあえず初訪問なので基本の「善らーめん」をお願いする。細かく背脂が浮かぶ白濁したスープは芳醇な醤油にほんのりと野趣が感じられる豚骨のコクに鶏ガラのすっきりとした旨味が合わさり、さらに魚介系の旨味が下支えする重層で重奏な味わいで美味い。濃厚そうでけっこうすっきりと頂ける。麺は大阪から取り寄せるというスルスルとした口当たりにモチっとした食感の中細ちじれ麺。トッピングは大ぶりのチャーシューにメンマ、ネギ、海苔。特筆は大ぶりのチャーシュー。国産の豚肩ロースを燻蒸した後に熱いタレに数時間漬け込む独特な調理法で薫香が芳ばしくタレと肉の旨味がほどよく感じられる釜焼き風で美味。今回は「善らーめん」を頂いたが、このチャーシューがどんぶりの縁から溢れるように5枚トッピングされる「善玉チャーシューめん」が絶対におすすめだろう。帰り際に御店主と少しお話しをさせていただいたがもともと料理人ではあるがラーメンは独学だそうだ。色々な要素があるラーメンなのでお客さんからは「家系」とか「尾道系」とか言われるそうだが私は「善らーめん」は「善らーめん」であり、ここに来ないと食べれない一杯だと思う。また機会があればぜひおじゃましたい。。