13時過ぎに到着したが、入り口の外に3人並んでいる。店内にも8名待つシステムなので、11人待ちです。この日はワンオペということで、提供に時間がかかっているみたいでした。最大で4杯ずつ提供されているので、店内は椅子待ち4名、立ち待ち4名のシステムですが、店内に入ってしまえば、それほど時間はかからない。(繁盛店を訪れる場合の客のマナー次第ですが)
基本のラーメンは、「醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」「味噌らぁ麺」そして夏季限定の「昆布水淡麗つけ麺(醤油・塩)」。どれも魅力的ですが、トッピングがすべてのる「特製醤油らぁ麺」に「お茶漬けセット」と、私としては珍しく、初入店でフルスイングのオーダー。そのくらいに期待が大きい(^^
まずはスープから頂きます。一口すすると、煮干しをメインにした魚介の香りと旨味、そして芳香な醤油の旨味が広がり、すっきりとした鶏出汁が下支えとなっているので物足りなさなく、クセのないすっきりとした淡麗系ならではの、染み入るような美味さ。
麺は中太のストレート。しっかりとした食感があり、多加水でしょうか? やや褐色で、小麦感があるので、加水低めのようにも感じる? 製麺の世界は奥が深く、正直なところ私は素人なのでわからないところが多い(^^;ともかく、シコシコとしたしっかりとした食感と香りで、最後まで、ダレることない強い麺。かと言って淡麗なスープの美味さを損なうことなく、バランスもとれていて楽しく味わうことができた。
特製は、豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー2枚、味玉半分、海苔2枚がトッピングされ、さらに極太メンマ、ネギ、刻み赤玉ねぎ。大山豚と大山ハーブチキンを低温調理したチャーシュー。豚チャーシューは、柔らかいのはもちろん、クセない肉の香りと旨味が感じられる。鶏チャーシューも、同じく柔らかく、鶏ならではのすっきりとした旨味を生かしていて、どちらも高次元に美味い。食感のよい極太メンマもほどよい味付けで美味い。刻み赤玉ねぎの清涼感ある甘みと食感がアクセント。
麺を美味しく頂いた後は、お茶漬けセットのご飯をスープに投入して、ネギとワサビを溶かしながら頂く。淡麗系ならではの〆方です。昆布の佃煮もセットになるが、けっこう味が強いので、少しづつ味変に使っていくのがオススメ? 結局のところ、上質でクリアな旨味のスープを余すことなく頂くことができた。期待通りの美味さで、松江からだと少々遠いが、リピート必須。。
特製醤油らぁ麺 ¥1100
お茶漬けセット ¥250
鳥取県西伯郡大山町富長123
TEL 050-8884-9898
営業時間 11:30~L.O14:30(当面の間は昼営業のみ)
定休日 火曜日
駐車場 あり