出雲市では二郎系リスペクトの「篠寛ジロー@出雲」も展開しているので、松江店のメニュー構成はどうなるのだろうと思っていたら、なんと豚骨醤油ラーメン、いわゆる「家系ラーメン」リスペクト。
基本は「並ラーメン」に、トッピングの量を増した「特製ラーメン(海苔5枚、うずら、チャーシュー増し)」。そしてそれぞれに大盛りが用意される。サイドメニューは「窯焼焼豚あぶりミニ丼」「つけたまご」「ライス」などなど。もちろん追加トッピングも用意される。
海苔好きなので、「並ラーメン」に「海苔5枚(増し)」。そして家系には「ライス」はテッパンと言うことで「半ライス」をチョイス。店内にも「ライス必須」のポップが張り出されている。なんとライスには無料で高菜トッピングもできる。
ラーメンは家系のお約束で、麺、味、油を好みでオーダーできるが、初訪問なのですべて普通でお願いする。トッピングはチャーシュー、ほうれん草、ネギ、海苔8枚(5枚増し)。
先ずはスープから、ちー油の香りに濃厚な豚骨出汁、強めの醤油の旨味がグイッと口に広がり掴みはOK。「篠寛ジロー@出雲」の限定で頂いた時もなかなかと思ったが、さらにパンチがあるように感じられて美味いじゃないですか。
麺は平打ちストレート中太麺。奥出雲「たかはし」製の特注と言うことで、茹で普通でも、シッカリとした食感がある。あせることなく、ライスを楽しみながら落ち着いて頂いても問題ないレベル。スープに浸した海苔で巻いて頬張れば最高に美味い。
チャーシューは「窯焼焼豚」とのことで、家系で多い、スモークタイプでないが、窯焼きの芳ばしい香りに、旨味もあるので十分に美味い。チャーシューが増量となる「特製ラーメン」をオーダーすれば良かった思うくらい。
そしてライスを高菜ごと海苔で巻いたり、スープをかけたりと、麺とライスを交互に味わい。さらに胡椒やショウガで味変しながら、シッカリと家系を堪能させた頂いた。
松江市は「家系ラーメン」を看板メニューにするお店がなかったので、うれしいお店のオープン。立地は松江駅の高架下で、もともと松江駅付近のラーメン店が少ない割に「油そば 旭」「麺屋 縁」など、過去に決して成功した場所とは言えないが、今回は台風の目になる予感がする。自宅からも近く、歩いて行ける距離なので、通いつめてしまうかも。。
並ラーメン ¥800
海苔5枚 ¥100
小ライス ¥100
島根県松江市朝日町487-4
TEL 0852-24-8488
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:45)
定休日 火曜日
駐車場 なし