さっかどう@米子 ★☆(煮干蕎麦&オマール海老蕎麦(ハーフ))
2018年 08月 25日
今更ですが、横浜の丿貫さんの新店。取材でおじゃました時は、写真撮りに時間がかかり、試食ができなかったが、土、日の昼営業が、開始されたので、やっと頂くことができました。先ずは、基本の「煮干蕎麦」をオーダー。灰汁中華と言われるように、灰色で濁りのあるスープは、食材のすべてを捨てることなく使う手法で、今までの出汁を引くスープの作り方とは、一線を画す。煮干しの香り、エグミ、旨味がストレートに口に広がるが、見た目からくる重さはなく、動物系を使わない煮干しならではの、意外にスッキリとした美味さ。麺は低加水ストレート細麺。ザラとした口触りと固茹でされて噛みしめるような食感が個性的。ネーミングの蕎麦と言うのに納得。トッピングは低温調理された肩チャーシューに白ネギ。チャーシューは、肉が良質なのか?クセがなく、旨味たっぷりで美味さは特筆もの。これだけでも頂く価値ある。続いて「オマール海老蕎麦」を麺ハーフで頂く。「煮干蕎麦」をベースに、これまたオマール海老の頭をすべてブチ込んである。煮干しの旨味に、海老の頭の味噌が溶け込んで、海老味噌の旨味、香りが、コクと厚みがある美味さに変える。麺は「煮干蕎麦」と同じ、低加水ストレート細麺。トッピングはレアチャーシューに青ネギ。海老の対して青ネギの香りが良い薬味となっていると思う。スープは、どちらもラーメンとしては、やや塩分濃度が高いが、本来は夜営業の日本酒(千代むすび)をメインにするお店。蕎麦屋の概念に通じるような、酒を飲みながら頂くことを想定しているように感じた。日本酒を片手にラーメンを啜ることで、このラーメンの本当の良さが分かるのでは?ちなみに今回の昼営業には、提供がなかった「雲丹の和え蕎麦」は、ウイスキーに合わせた組み立てだそうだ。機会を見て是非、夜におじゃましたいものです。。
煮干蕎麦 ¥680
オマール海老蕎麦 ¥880
鳥取県米子市角盤町2-7-4
0859-33-9808
営業時間 月~木18:30~24:30 金・土18:30~25:30 土日のみ11:00~15:00
定休日 日曜日の夜