金久右衛門 イオンモール出雲店＠出雲 ☆☆ （大阪ブラック＆出雲ゴールド）

この日はリニューアルしたイオン出雲店の取材のお仕事。こちらも取材対象店ですが、お仕事の前に昼ラーメンをさせていただきます。FC展開を始め、今や大阪を代表するようなお店となったこちらですが、関西圏意外では初の出店となります。本店におじゃましたのは２００５年、その時はそれほど印象に残る感じではなかったのですが、２０１３年にデパートの催事場特設イートインで初の「大阪ブラック」を頂いて、なかなかに良い印象を持ったのを記憶してます。今回も先ずは看板メニューの「大阪ブラック」。２０１３年の時点ではブラック元祖「富山ブラック」を未経験でしたが、それでもブラックから受ける印象としては、優しい仕上げと思いましたが、旨味を重視した組み立てに好感を持ちました。今回は使用醤油がマルハマ（浜田）から松島屋（松江）に変更されたためか？ 以前よりも醤油の香りと旨味、そして塩っぱさも少し感じられてブラックらしい。しかし「富山ブラック」の必須うアイテム黒胡椒はデフォルトではないので、そのままだとややインパクトが弱い。私的にはカウンターに用意された黒胡椒を投入することをお勧めする。麺も２０１３年に頂いた時は、中細ストレートだったが、平打ちストレート太麺に変更されている。加水は高いが、シッカリとした存在感で、濃い目のブラックスープを受け止める感じは、「富山ブラック」に近い。チャーシューはバラで柔らかい仕様だが、程よい塩っぱさのスープなので相性は良い。厚切りにメンマも昨今の流行りで食感良く美味い。「大阪ブラック」を再検証したところで、出雲店限定メニュー「出雲ゴールド」も頂く。こちらは薄口醤油を使用してあり、綺麗な黄金のスープ。口に含むと、ブラックでは感じられなかった動物出汁の香りと旨味が前面に立つ。そして舌の両脇にジワッと滋味なる貝の旨味が刺激する。基本的にスープは豚骨、鶏ガラの一本ですが、醤油ダレにシジミエキスが加えられていて出雲らしさを演出する。出雲店ももちろんFC店だが、タレは本店店主の大蔵氏自ら開発しているらしい。麺は中細ストレートでシコッモチとして黄金のスープを受け止める。チャーシュー、メンマは共通。ちなみに麺はどちらも大阪「ミネヤ食品」で、こちらの麺の良さはもともと高く評価しているで間違いなく美味い。出雲の一般的な客層だと無難な「金醤油」が売れ筋となっているらしいが、私的にはこの二杯がお薦めですね。しかし高速道SAのフードコートもですが、ショピングセンターのフードコートでも、このレベルのラーメンを頂けることは評価すべきこと。。

大阪ブラック　￥７００
出雲ゴールド　￥８００


島根県出雲市渡橋町1066 イオンモール出雲 3F
TEL 0853-25-7066
営業時間 9:00～21:00(L.O.20:45)
定休日　なし
駐車場　あり