濃厚豚骨節系ラーメン 3連発
2016年 03月 12日
はし友ラーメン@米子 ★☆ (五福星)
先ずは「五福星(ウーフーシン)」。開店5周年の5をもじったネーミングだとか? チャーシュー、ホウレンソウ、刻みタマネギ、味玉、海苔、そして魚粉。先ずはそのままスープを頂く。Wスープと言うわけではないのでけっこう濃厚で醤油がシッカリと香りながらも豚骨が甘い。魚粉を溶くのも簡単ではないが、溶くと魚粉の香りが力ある醤油豚骨と相まって良いですね(^^ 後半はやや豚骨勝ちになるが、深みと広がりを感じる。麺はつけ麺と同じ? やや平打ちの全粒粉ストレート太麺。全粒粉ならではの力あるシッカリとしてモチっとした食感と香りで濃厚スープに負けない存在。全体のイメージとしては、こちらの「こってりつけ麺」のラーメンバージョン的で、残ったスープに追い飯したくなるよう一杯。
ばり馬学園通り店@学園 ★ (極節)
節系復活とのことだが、標準出汁の「節馬」と「極濃」ベースの「極節」がある。今回は「極節」をチョイス。背脂が浮かび、濃度の高い醤油豚骨ベースにチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、魚粉。こちらも濃厚スープで魚粉が溶きにくい。やや魚粉の香りと旨味が加わるが、ベースの豚骨が強いので思ったほど効かないですね。それでもノーマルよりも旨味に厚みを感じる。麺は基本の低加水ストレート細麺。シコっと濃厚スープを受け止める。太麺ほどの存在ではないが、これも悪くはないです。粘度はかなり強く、麺を食べ終わる頃はスープ量が著しく減っていた。こちらも追い飯をしたくなるような一杯。しかし魚粉とのバランスを考えると、「節馬」の方がベストかも。。
らぁ麺ダイニング 為セバ成ル@黒田 ☆ (野武士)
一日10食限定「野武士」、げんこつ、肉粒、骨粉、香味野菜を長時間煮込んだ超濃厚白湯スープだそうだ。上記の二杯に比べると、粘度はなく細かい背脂の浮かぶクリーミーな豚骨と言った感じです。芝麻醤のような口当たりと芳ばしい香りは骨粉の作用だろうか? やや尖りを感じる醤油味だが、これはこれで生醤油に似ていておもしろい。麺は加水高めの太麺。トッピングは大ぶりの炙りチャーシュー、味玉、メンマ、モヤシ、海苔、魚粉。魚粉を溶かすとやや香りと旨味が変わるが、量的に少ないのか?クリーミーなスープが包み込んでしまうのか?思ったよりも主張は弱いです。香り油的な役割となっているのかな? ネーミングの荒々しさとは違い、濃いながらスッと頂ける感じで、こっさりな一杯?。。
山陰でも関東にあるような、濃厚豚骨節系ラーメンが頂ける時代となったのは喜ばしいですね。濃厚系に留まらず淡麗系など、多種に渡り頂けるようになるのも近いかも。。