達磨 雪花山房@北広島町 ★★☆ (もり蕎麦・番外編) |





あの蕎麦打ち名人「高橋氏」のお店です。(ファミコンではありませんよ) 何年来にわたり行きたいと思いながらなかなか行けなかったのですが、現店舗での営業は5月までとのことでようやくの決行です。F先生に話したら同じく行きたい思いだとかで、F先生、kanchan氏と三人でおじゃましました。事前情報では10:00時着でも60組目くらいと聞いていたので9:00に到着。しかしすでに駐車場はほぼ満車状態。車のナンバーを見るにやはり広島が多いですね。遠くは佐賀。島根も数台。そして広島のTV取材なども来ていて店舗周辺は人、人。それでもなんとか35組目で待ち順リストに書き込みます。しかしリストに書き込めばあとはひたすら待つのみ。11:00位から営業と聞いていたが、実際は9:30より開始される。そこから待つこと一時間後にようやく我々の番となり店内へ入れた。メニューはもちろん「もり蕎麦」のみ。事前情報で水も出ないと聞いていたがその通り(頼めば出るらしい)。追加オーダーOKなので、取り敢えず2枚づつお願いする。先に薬味(おろし、ワサビ、白ネギ)とツユが配膳されて、ほどなく一枚目のざるが到着。先ずはそのまま蕎麦のみを頂く。細く滑らかな口触り、そしてエッジが立っていて心地よい食感。絶妙なノド越しで甘味もあるが、時期的なものなのか香りがやや弱い? 続いてツユに浸して頂く。ツユは薄めで鰹と昆布の香りと旨味、醤油も上質。口触り、ノド越しの良い蕎麦と合わさるとベストバランスとなる。蕎麦とツユが完璧に一つとなる組み立て。二枚目はまたツユと薬味が追加される。しからばと、おろしを乗せ蕎麦を頂いてみる、やや辛めのおろしで蕎麦の甘味が増してこれも良いですね。ツユと代わる代わる頂き。追加オーダーにもう一枚。今度はワサビを乗せ蕎麦を頂く。ほちろんワサビも生ワサビなので香り良く、穏やかな辛味。これも蕎麦の旨味を引き出してなかなかに良い。結局三枚ペロリと頂いた。片道2時間、待ち時間1時間半で頂いたので上方修正も幾分あると思うが、それでも名人を感じる蕎麦を堪能できたのは貴重な経験となった。。
もり蕎麦(一枚) ¥700
広島県山県郡北広島町長笹636-1
TREL 0826-83-1116
営業時間 11:00~14:00(限定300売り切り終い)
週末のみ営業(不定期、事前に要確認)
駐車場 あり

いかにも、地元の人に愛される店といった佇まいで良かったです。
「すずめ@広島」閉店ですか。「つばめ@広島」は、おじゃましたことがありますが、結局行かずじまいになりそうです。
こちらは広島と言っても中国道より島根県側に位置する山の中で周りは何もありませんよ。ICからここに到着するまで第一村人に遭遇出来ませんでした(^^ 高橋氏は蕎麦では有名な方ですが、山梨にお店があるころから一度は頂きたいと思っていたのでようやく念願がかないました。。

そうですね。名人もおっしゃっていますが「百人が食べて、百人がおいしいということはあり得ないんです。僕自身が食べておいしいと思うそばを、多少は他の人もおいしいと思ってくれるに違いない」と。
その美味さは絶対的なものではないと思いますが、一つの指針と言うか、自分の中の価値観と言うモノサシを成長させるための糧となったように思います。何事も経験ですよね。。

確かにシンプルなだけに難しいのでしょう。そして評価は人それぞれだと思いますが、やはり世間で高い評価のものは一度経験しておくべきだと考えます。良い勉強になりました。
basyoufuuさんが今まで機会に恵まれなかったのは残念ですが、広島を終えたあとは大分に移転するようです。また機会があれば挑戦してはどうでしょうか。。