中華蕎麦 はし本@富山 ★★☆ (中華そば&中華そば淡麗)
2014年 08月 14日


富山での二日目。今回の富山で期待度一番のこちらへ。シャッターの末、今遠征初のポール獲得!誰も並んでいなかったが(^^ こちらのご店主は大垣の名店「中村屋」で修行されたとか。「中村屋」譲りの「中華そば」とこちらのオリジナルな「中華そば淡麗」をkanchan氏とシェアして頂く。醤油と塩が選べるが比較し易いということでどちらも醤油味とする。「中華そば」は白濁した豚・鶏の動物系出汁と鰹、鯖、うるめ、昆布、椎茸、野菜などをベースとして出汁を引いているらしい。動物出汁の旨味がシッカリとした中に、魚介の旨味と香り、野菜の旨味、さらに醤油の旨味と幾層にも複雑に絡まり力強く美味いですね。麺は中太のやや縮れのある多加水麺。モチっとしてシッカリとした食感で力のあるスープを受け止める。トッピングはやや大ぶりのバラチャーシュー、メンマ、ネギ、モヤシ、海苔。チャーシューは柔らかく美味い。メンマも厚いわけではないが食感良い。九州、中国地方以外では珍しいモヤシは個人的にはあまり好きなトッピングではないがスープが強いだけにそれほど邪魔には感じなかった。久々文句なしにジャストミートな一杯。さてもう一方の「中華そば淡麗」は「中華そば」に比べてやや透明感あるスープ。動物出汁は豚のみで魚介系も煮干しらしい。スッキリとした豚の旨味にクリアーな煮干しの旨味と香り。「中華そば」のような複雑さはなくどこまでもストレートで高い次元でバランスしている。「中華そば」のようなグイグイ迫る美味さではないくジワジワと染みこんでいくような美味さ。これも文句なく美味い。麺は中細のストレートでやや加水が低いか?シコっとした食感が心地よい。トッピングはモヤシの替りに味玉が入る以外は同じ、スープは違えども問題なく美味い。どちらの一杯も甲乙つけがたい美味さで機会があれば再訪したいお店ですね。「中華そば」の修行先にない塩味は複雑で力強いスープとの相性に興味をそそる。また「飛騨味噌のラーメン」や「つけ麺」各種と試してみたいメニューがあり後ろ髪を惹かれる思いであとにした。。
中華そば ¥730
中華そば淡麗 ¥730
富山県富山市中川原26-3
TEL 076-461-5903
営業時間 11:00~15:00 18:00~22:00
定休日 水曜日の昼
駐車場 あり