杭州飯店@燕市 ★☆ (中華そば)
2014年 08月 13日



いよいよ今回新潟入りの最大の目的。「新潟四大(「五大)ラーメン」の中で筆頭に上げられるのが「燕三条系ラーメン」。その代表的な存在の「杭州飯店」へ。ちょうどお昼時ということもあるでしょうが、超有名店なので地元はもとより観光客らしきお客さんですでに行列となっています。しばし暑い中待ち店内へ。「燕三条系」は「福来亭」の徐 昌星氏が考案したのが発祥とされる。その「福来亭」は現在閉店しているがそちらが本流で「杭州飯店」は兄弟店という説もある。しかし昌星氏が店の拡大を図り開いたのがこちら。そして二代目の勝二氏へ代替わりを機に本拠地をこちらに移し、「福来亭」は姉のミドリさんに託したことからやはり本流はこちらとなるとか。実にややこしい(^^; さて前置きが長くなったが本題の「中華そば(燕三条系)」を頂く。鬼のように投入された背脂と濃い目の煮干し醤油に極太麺、圧倒的な存在感があります。先ずはスープから、背脂は嫌な臭みもなく甘い。大量に投入されているも思ったほど重さを感じないです。ベースのスープは芳ばしい醤油の香りと穏やかな煮干し。ガツンとしているではと想像していたがこれも意外にスッキリとした旨味の煮干し醤油スープ。しかし極太の多加水平打ち縮れ麺にも負けない強さを大量の背脂が演出していて美味い。もともと極太の麺を活かすために考案されたスープだとか。その極太麺は中華麺というよりもコシの強い饂飩のようなモチモチとした食感と縮れが心地良い口触りで美味い。チャーシューは脂の少ない肩肉でシッカリとした食感がありながら柔らかく炊かれていて美味い。メンマも濃い色ながら程良い塩梅。そして薬味のタマネギが清涼感ある甘さで良い役目をする。麺は270gあるそうだが、この日三杯目ながらスルスルと美味しく頂きました。この一杯のためにわざわざ新潟まで来たかいのある至宝のご当地ラーメンに満足。。
中華そば ¥800
新潟県燕市燕49-4
TEL 0256-64-3770
営業時間 平日11:00〜15:00 17:00〜20:20 L.O.土・日・祝11:00〜20:00 L.O.
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休み、他に月1回だけ月・火連休になることあり)
駐車場 あり