麺劇場 玄瑛@福岡 ★★★ |
さて博多ツアー二日目のメインイベントです。今回の博多ツアーはこのために来たと言っても過言ではありません。それほどお気に入りのお店です。昨日は思いもよらぬ行列で諦めましたが、夕方18:00開演(開店)なので、お昼の郷家の後、スーパー銭湯で腹ごなしをして午後5時過ぎに到着しました。今日は一番乗りじゃー!と思ったら「あらら・・」雨の中もう10人くらい並んでいますね。TV恐ろしや!同行者と参っちゃうねーと愚痴をこぼしながら並ぶことに・・・そうこうしている間にあっと言うまに30~40人くらいになってしまいました。カップルがほとんどですね。デートスポットのようになってます。親父二人は我々だけ・・・それでも今日はどうにか開演後ほどなくして店内へ入ることができました。さてサイドメニューを注文して同行者と酒杯です。サイドメニューの鴨焼きが美味いですねー。普通の鴨かな?その付け醤油がまた素晴らしく美味いですね。旨みが凝縮されて辛くもなく甘くもなく絶品です。これが拉麺の醤油ダレになっているんですね。ご主人の技量とこだわりに関心させられます。前回も食べた手巻きチャーシューも美味いですね。こうして酒杯を重ねながら周囲を見渡すと他のお客さんは全て拉麺だけの注文ですね。よく見てると面白い事に気づきました。全てのお客さんが判で押したようにTVで放映したとうりに注文していますね。先ずは「こだわりの卵かけご飯」と「玄瑛流拉麺」、その後「坦々麺」を追加注文です。ご主人はひたすら麺上げの繰り返しです。スタッフもひたすらどんぶりを運びます。これがTVなんですねー。同行者と笑っちゃいました。こんな調子で我々だけがサイドメニューで一杯やってるとご主人が気が付かれたようで、忙しい中 手を休めて席まで来てくださいました。
ご主人:「今日こちらにいらっしゃったんですか?」
我々:「いや、実は昨日来たんですよ。でも店の前まで来たらすごい行列で諦めて今日出直しました。」
ご主人:「ほんと申し訳ありません。まさかこんな状態になるとは思ってませんでした。TVを舐めてましたね。」
我々:「ずっとこんな感じですか?」
ご主人:「放映直後からずっとですよ。最高160人くらいの並びができました。昨晩も3時間しか寝てないですよ。」
我々:「自家製麺でしたよね?大丈夫ですか?」
ご主人:「死ぬ気で巻けば大丈夫ですけど。もう冷蔵庫いっぱいですよ。」
我々:「ところで限定の「春の宴」はありますか?」
ご主人:「すみません。えーと?何だったかな?材料が手に入らなくて今日はできないんですよ」
我々:「そうですか残念ですね。じゃー他のメニューにします。また後でお願いしますね。」
ご主人:「分かりました。ごゆっくりどうぞ。」
ご主人もこの騒ぎで訳が分からない感じですね。一通りサイドメニューで飲んだ後に〆の拉麺です。「春の宴」が無いということで私は前回と同じ海老薫醤油拉麺+お茶づけ、同行者は海老薫醤油拉麺+辛明太子ごはんです。海老油の香り豊かで、しっかりと旨みがありながらすっきりとした上質な美味さのスープと細いながらしっかりとした多加水麺で美味しく頂きました。スープと山葵で食べる〆のお茶づけも最高でしたが今回は同行者にほとんど食べらっれちゃいました。まあいいか!
ほんと今回、一時はどうなるかと思いましたが何よりでした!最後に、ご主人に再訪を約束して店を後にしました。忙しい中、長居をして申し訳ありませんでした。体に気をつけて営業してくださいね。
福岡県福岡市中央区薬院2-16-3
TEL 092-732-6100
営業時間 平日11:30~14:00、18:00~25:00 日曜・祝日11:30~22:00
定休日 無休
玄瑛 参考サイト
http://homepage2.nifty.com/tomm/rps/maiu/01_genei/01_genei.htm
http://blog.livedoor.jp/sky2525/archives/50035572.html
http://blog.kansai.com/ramen/379
騒ぎが収まったら、行ってみたいですね。
ところで「熊さん」て呼ばれると、落語のボケ役みたいですね。
「なんだい、八っつあん」てな気分です。