琴浦ラーメン たかうな@琴浦 ☆☆ (牛骨ラーメン 極み白) |

そろそろラーメン本の取材を開始してますが、先日取材で久々に訪れたら「牛骨ラーメン 極み白」と書かれたポップを発見。実は一昨年に「鳥取牛骨ラーメン応麺団」の活動で「牛極ラーメン」を開発したのですが、そのときに開発の中心となっていた頂いたのがこちらの店主の山根さんです。私もこの開発での試食には関わらせていただき、作り手の立場からもアドバイスさせて頂きました。この時の「牛極ラーメン」が大変満足できるものだったのでラーメン本の出版に合わせて再び提供してもらえないかと密か思っていたのですが、期せずして今年からそのレシピと同じスープを使った「牛骨ラーメン 極み白」をレギュラーメニューとして提供を開始したとのことで嬉しい発見となりました。先日は取材でしっかりと味を確認できなかったので、この日他店の取材の合間に改めて頂きに参りました。「牛極ラーメン」はチャーシューもスペシャルで東伯和牛を使用していましたが、それではコストがかかり提供価格が高価になるため、「牛骨ラーメン 極み白」はトッピングはこちらのもともとのラーメンと同じ豚肩ロースチャーシューとモヤシ、青ネギ、わかめ。スープは牛骨100%に地元「桶谷醤油」の薄口醤油をベースとしたタレで構成されています。牛骨独特の甘い香りに、化調は控えめで「桶谷醤油」の薄口醤油の持つ独特の旨味を生かしてスッキリとした旨味の中にキレがある。クドさがなく洗練されたクリアーな美味さで良いですね。私は本来ラーメンを頂くときに胡椒を使うのを良しとしない。しかし黒胡椒がデフォルトで使われているがこれが牛骨スープには相性が良い。麺は八ばせ屋製麺ではなくこちらのオリジナルな卵を使わない中細縮れ麺。卵未使用ながら食感はまずまずで不満はない。チャーシューも味付けを最近変えたそうだか、柔らかく程よい味加減でこのスープと良くバランスしていると思います。全体を評するとそれぞれは特別な要素がある訳でなく、牛骨ラーメンのスタイルをオーソドックスに組み上げているわけだが、それが高クオリティでバランスしていると思います。昨今関東を中心に昔ながらに懐かしいけれどそれでいて新しい美味さのラーメンをネオ・クラシックと言うらしいが、これは正に牛骨ラーメンのネオ・クラシックと言うと言い過ぎでしょうか。。
牛骨ラーメン 極み白 ¥600
過去記事
琴浦ラーメン たかうな@琴浦 (煮玉子つけ麺)
琴浦ラーメン たかうな@琴浦 ☆ (ねぎ豚ラーメン)
元祖琴浦ラーメン たかうな@琴浦 (琴浦ラーメン・しょうゆ)
鳥取県東伯郡琴浦町逢束1068-1
TEL 0858-53-2550
営業時間 10:00~14:00(L.O.13:45) 17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 月曜日
駐車場 あり

blog再開されたのですね。記事をみて、たかうなさんにうかがいました。久しぶりに満足できる牛コツラーメンでしたね。いのよし一辺倒の知人も、超える味が出た!と言っておりました。
ただ個人的には、最近魚系ばかり(無双のごっつぉ)になっております。
思うに週末食べ歩きで行く人と、平日常食する人では
好みのラーメンが分かれるのでは、と考えております。
パンチのあるラーメンはもたれる年、ということですが(笑)
牛骨ラーメン応麺団も事務局がなくなったようで残念ですね。取りあえずは鳥取牛骨ラーメンが全国区で認知されたので良しとしましょうか。こちらの山根さんも頑張って県外に出て行かれてるみたいですし(^^
普段ラーメンなら「麺や@米子」も良いと思いますよ。以前のブログの記事は書けずじまいになっていますが、今度きちっとレポしようと思ってます。