キッチンスタジアム らーめん神話@シャミネ松江 ☆☆ (あごだし塩ラーメン&鶏パイタン麺)
2009年 12月 28日
「島根あごだし麺 やくもづ」
詳細は後ほど。
「鶏パイタン麺 イザナギ」
松江駅に隣接するショッピングモール「シャミネ松江」内にオープンしたミニラーメンコンプレックス?とは言っても「豚八」や「磯の家」の経営母体「ドリームキッチン」が3種類のラーメンを提供する。店内の中央に設置された厨房スペースに3つのキッチンがひとまとめにされたユニークなスタイル。各店舗?は「北海道麺話 北海道熟成味噌麺 カムイ」「神戸麺話 鶏パイタン麺 イザナギ」「出雲麺話 島根あごだし麺 やくもづ」。先ずは」「出雲麺話島根あごだし麺やくもづ」の「あごだし塩ラーメン」を頂きます。変形したユニークな丼にやや茶色がかった澄んだスープ。鶏チャーシューに白髪ねぎ、三つ葉、穂先メンマ、とろろ昆布、2色のうずら玉子。先ずはスープ、あごだしが前面に香る旨味のあるスープ。鶏とあごだしのWスープのようですが大量のあごが使われているようでなかなかの仕上がり。麺は本岡製麺のやや平打ちぎみの縮れた太麺。もちもちとした食感が良い。鶏ムネのチャーシューも不満ない。二色のうずらは赤い方が甘く、白はスッキリ味。「きんせい@高槻」や「東成きんせい@玉造」でもうすらは体験済みだがやや苦手、だがこちらのうずらは抵抗なく頂けました。あと穂先メンマにとろろ昆布とこの一杯に対する店長の思いが伝わるようで楽しめた。失礼ながら想像以上の出来と感じたのでもう一杯。神戸で鶏パイタンは私的にはよく分かりませんが「神戸麺話 鶏パイタン麺イザナギ」の「鶏パイタン麺」を頂きます。ぶあついチャーシューに太もやし、青ネギ、大量の胡麻。唇に粘り着くコラーゲンは鶏白湯だが香りは豚骨に近い。。私が思う鶏白湯とは方向は違うがこれはこれで美味い。ぶあつく切られたチャーシューもよく炊かれていて柔らかく美味い。麺はやや縮れた中細麺でインパクトは強くはないが食感は好ましいもの。「出雲麺話 島根あごだし麺やくもづ」とは製麺所が違うようだがこれはこれで良い麺。1つの会社による疑似ラーメンコンプレックスであるが、逆に1つのラーメン店として考えるとそれぞれに特徴がありなかなかの技量とも言える。。
あごだし塩ラーメン ¥620
鶏パイタン麺 ¥620
島根県松江市朝日町472-2 シャミネ松江味彩内
TEL 0852-60-0067
定休日 シャミネ松江に準ずる
営業時間 11:00~23:00
駐車場 あり
ラーメンのほうですが、出された瞬間に魚の香りがするのがいいですね。ただし、食べ進めるうちに子供用のソーセージのような臭みが強く感じられたのが難点です。あの臭みの元は何でしょうかね?麺はもう少し縮れて欲しいですが、ゆで加減も食感も悪くない印象でした。穂先メンマはとてもいい食感ですし、普通のメンマのような嫌な臭みがなくとても良いですね。うずらは黄身が甘すぎですし、固まってしまって好みではないですね。個人的に鳥ムネはパサパサして好みではないので鳥チャーシューはジューシーなモモ肉に変更していただきたい。スープの塩加減はもう少しマイルドにしないと全部飲み干すのは難しいと思いました。トッピング、麺、スープはそれぞれがそこそこのレベルに達しているようでしたので、後は一杯の丼としての一体感を突き詰めて欲しいですね。
元RCで現在は独立した会社となっているようです。いづれにしても、それなりに研究されているようなので、さらなる上を目指していただきたいものですね。。