大地の子@伊勢宮 (たんたんめん)
2009年 05月 26日
ちょっと前の蔵出しネタです。松江の繁華街にある中華屋さん。スタッフはすべて中国の方達で、ある意味本場の味?メニューは豊富なれど麺メニューは醤油、塩、味噌、五目らーめん、野菜らーめんなどいたって普通(^^; 少しでも中華ぽいメニューをと思い「たんたんめん」をお願いしました。注文を受けると厨房の奥からトントンと包丁の音に混じり中国語が聞こえてきます。ほどなく運ばれてきた「たんたんめん」はこの手のお店としては意外にまともな坦々麺でホッとする(^^ 麺は標準的な中細縮れ麺。トッピングはミンチではなく固まり肉を包丁で細かく叩いてミンチ状にしてあるようです。これとザーサイと一緒に炒めて濃いめに味付け。スープは胡麻の香りはあるが基本的には薄味でやや心もとないタイプ。河原さんのある記事を読むと中国の汁麺料理はスープのことを湯(タン)と呼ぶらしいが、湯(ユ)のごとく出汁、味ともに薄く、トッピングを混ぜ合わすことで味を調えて食べるらしい。こちらも本場よろしくトッピングを混ぜながら頂いくと、ほどよい塩梅となります。汁のある坦々麺は、中国にはないらしいが、中国語を聞きながら湯(タン)を思わすスープの坦々麺を頂くと、自分が異国にいるような気分にさせられてちょっと楽しかった。。
話は変わりますが、鳥取中西部牛骨ラーメンをご当地として全国に発信するプロジェクトの手伝いを現在させて頂いてます。その取材等で倉吉の食堂「松月」と米子の「満州味(ますみ)」(満州味と書くように創業者が中国で覚えた牛骨などのスープを基に戦後ラーメン店を開いた)ルーツ説が有力となってますが、最有力の「満州味」をルーツとすると、河原さんの記事にもある「蘭州牛肉麺」とかの影響があったのかもしれないと思うこのごろです。。
たんたんめん ¥750
地域、お店別の過去記事検索はこちらから。
↓↓↓
麺ある記 山陰 index
島根県松江市伊勢宮町502
TEL ?
営業時間 ?
定休日 ?
駐車場 なし