すみれ(スミレ飲食店)@琴浦 ☆☆ (チャーシューメン)
2009年 04月 10日
こちらも「香味徳」と並ぶ中部を代表する牛骨系の名店。41歳になるご主人の山根さんは3代目。創業ははっきりとしないが60年以上の歴史があるらしい。レシピがあるわけではなくて先代が作るのを見よう見まねで覚えたそうだ。先代が亡くなり暖簾を引き継いたが今でも先々代、先代の味を守れているか不安になると。地域で長年に渡り愛されているお店で古くからのお客さんも多いが先代よりも美味くなったと言ってくださる方や、いや美味しくなくなったと言う方やそれぞれ。老舗の暖簾が重く、プレッシャーを感じるが一生懸命やるだけと爽やかに笑われる。地元東伯のミートセンターから仕入れた牛骨のみで仕込まれたスープは表面をたっぷりのヘットが覆い、甘く香る。そして赤碕・桶谷醤油が芳ばしい。スープの仕込みに使う水はこだわりがあり自家の井戸水を代々使っているそうだが、これがもし枯れるようなことがあれば山にわき水を汲み行くしか無くなるとのこと。米子・岡本製麺の中太縮れ麺は硬めに茹でられてシコシコとしてスープとの相性も抜群。こちらはチャーシューではなくてシッカリと炊き込まれた煮豚が乗るのが代々受け継がれたオリジナルのラーメンですがこの日は3代目が始められたチャーシューを乗せたチャーシューメン(¥750)を頂きました。小ぶりに巻かれたチャーシューが6、7枚にメンマ、細モヤシ、青ネギ。ヘットとチャーシューの脂が交じり合う独特な美味さ。先代からの味を守りながら3代目ならではの挑戦。ガッツリと頂きたい時はチャーシューメン(¥750)が良いがオリジナルのラーメン(¥550)に追加トッピングでチャーシュー1/2(¥100)を注文すると煮豚と両方を味わえるのでお得かも。この日も地元のお客さんがひっきりなしに訪れているのは暖簾を守る3代目の味が間違いない証拠だろう。
チャーシューメン ¥750
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鳥取県琴浦町浦安189
TEL 0858-52-2817
営業時間 10:00~15:00 17:00~21:00
定休日 無休 水は昼のみ
駐車場 なし