休業(骨折のため)から5月に再開して以来、週一では行けてないが月3回くらいのペースでおじゃましています。ラーメン評論家の大崎さんの言葉に「いつまでもあると思うな 老舗の名店」ともあります。長く続けて欲しいものです。営業時間が短いので入店するには11時10分くらいまでが安全圏。。
島根県松江市朝日町487
TEL 0852-21-5313
営業時間 10:00~午前中
定休日 火、水、土、日曜日
駐車場 あり(2台)
過去一度「ラーメン」を食べたことがあったがのちに「チャンポン」が名物と聞いてもう一度行かねばと思いながら再訪する機会がなく先日やっと16年ぶりにおじゃましてきた。開店と同時に満席となる行列店との情報があったが到着したのは閉店15分前の1時45分。すんなりとカウンターに座れた。注文したのはもちろん「チャンポン」。ボリュームがあるとは聞いていたがいざ目の前で見ると圧倒されるものがある。豚骨ベースの九州風のスタイルで烏賊、海老、豚肉、味玉にキャベツ、にんじん、たまねぎ、キクラゲ、もやしなど具沢山。キャベツやたまねぎがしっかりと使われているので二郎系よりも食べごたえがある。ベースの豚骨スープには具材の旨味が溶け出していしみじみとしたうまさ。麺は中太のストレート。野菜たっぷりなのでなかなかたどり着けないが野菜と絡めて頬張りグイグイとスープを飲んで満腹満腹。今の女将さんになってからは30年くらいだそうだがその前にからだと40年以上の歴史があるとか。「チャンポン」と「やきめし」に野菜がたくさん使われているのは外食でも野菜をたくさん摂ってほしいとの女将さんのやさしさ。長く続けてほしい老舗の一軒。。
近年は鳥取市に行く機会が少なくてこちらにおじゃまするのもほぼ一年ぶり。その間もブラッシュアップされていると思われるので確認するためにも基本の「地鶏と鴨の醤油らぁ麺」にするべきだろうが近いうちにまた再訪するつもりがあったので今回は夏季限定の「昆布出汁つけ麺」をチョイス。昆布出汁に浸かる麺に醤油らぁ麺の出汁と同じと思われるつけ汁そして別皿でレア肩チャーシューと鶏チャーシューに薬味(塩、山葵、針海苔、柚子)。麺は全粒粉の平打ちストレート太麺。まずはそのままですする。やや硬めでワシワシ感がある今風。とろとろの昆布の旨味に割と塩味が強めなのでそのままでも味わいがあり美味い。次に薬味の中の塩をつけてみる。確かに塩味が際立つがそのままでも十分に感じるここは好みの問題。そしていよいよ麺をつけ汁に投入する。驚いたのは脂が少ないと思っていたつけ汁の表面にキラキラと脂の輪が広がったこと。脂の輪が見えないくらいにたっぷりと脂が入っていたようだ。脂の香りに地鶏の旨味そして鴨の旨味もしっかりと感じられる。つけ麺のつけ汁ということを考慮しても一年前よりもベーススープの厚みと深みが増していて実に美味。山葵や針海苔を麺に絡ませて薬味の風味を楽しみながら食べ進む。柚子をつけ汁に入れて香りも楽しめる。最後は昆布水を使いスープ割りで完食完飲。間違いなくパワーアップを感じたので一年ぶりの「地鶏と鴨の醤油らぁ麺」がほんとうに楽しみになった。なるべく早く再訪しなければ。。
定休日 月曜日