ラーメン 一刻@安来 ☆ (牛骨ラーメン+半熟玉子) |
5月1日にオープンしたばかりの新店です。場所はR9の島根、鳥取県境手前の安来側。以前に「ザ・ラーメン どさん子大将・和歌山らーめん@安来」があった場所です。お店に入りメニューを確認するに牛骨ラーメンの店のようだ。ご店主は米子の方で牛骨ラーメンのお店で修行されたそうだ。オーダーはデフォと思われる「牛骨ラーメン」に「半熟玉子」を追加トッピング。ビジュアルは褐色の澄んだスープにヘット(牛脂)が浮かぶ典型的な鳥取牛骨ラーメンです。グリルされた炙りチャーシューが美味そう。追加トッピングの「半熟玉子」は別皿で提供されて「すみれ(スミレ飲食店)@琴浦」と同じスタイルです。スープはヘットの香りが芳ばしくやや甘さ強めの醤油味。私的にはちょっと甘さが強い過ぎると思ったがヘットの量は多めで牛骨らしいコクがあり悪く無いですね。甘さがあるので下松牛骨ラーメンとまではいかないが鳥取牛骨ラーメンの中ではすき焼き的なテイストとなっています。基本的な味のベクトルは別皿の「半熟玉子」といい「すみれ(スミレ飲食店)@琴浦」に通じるところもあります。鳥取中部「香美徳系」と「すみれ(スミレ飲食店)@琴浦」の中間的なイメージでしょうか?甘めの味が「半熟玉子」との相性は抜群です。麺は切刃20番くらいの中細縮れ麺。「やばせ屋」製のようですが、中加水の一般的なタイプ?茹で具合は私的にはややゆるい感じです。「すみれ(スミレ飲食店)@琴浦」のような加水低めで心よい口触りの良さを好みとするとちょっと不満を感じる。コクがありしっかりとしたスープとのバランスを崩しているのは惜しいです。チャーシューはグリル炙りとのことで確かに芳ばしく良いです。しっかりめのスープに対して存在感がある。炙り鶏チャーシューも選べるらしいので次の機会にでも試してみたいですね。メンマはわりと大きめで食感が良い、味も上品で良いが胡麻油が使われているのがちょっと好きでない。中華系のラーメンにはこのタイプでも問題ないがスープをメインとする日式ラーメンではせっかく手間ひまかけたスープをスポイルする原因となりうるので私はあまり勧めないですね。オープンしたばかりで、まだこれからの時点で細々としたことを書いてしまったが、基本的にはしっかりと作り込まれた牛骨系で良いお店だと思います。価格的にも良心的。つけ麺も牛骨系では「たかうな@琴浦」とここだけとこれも魅力的で応援したいですね。。
牛骨ラーメン ¥580
半熟玉子 ¥80
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麺ある記 山陰 index
島根県安来市吉佐町 1052-8
TEL 0854-27-7444
営業時間 11:00〜22:00
定休日 今のところ無し
駐車場 あり
牛骨には低加水の麺がイイですよね。
そうですね。麺がどうしても中途半端な印象が残りますね。他がきっちりと作り込まれているだけに惜しいです。
余談ですが、こちらのご店主は、「まるいち@米子」で長く仕事された後に「麺や@米子」の森さんの下でしばらく仕事されてたようです。。
そうすると、元の店の、どさんこ大将のサポートは一切受けずに独立ですか。メニューの完成度が随分高いな、と感じたもので。
オープンして間がないので、これから安定してさらに良くなるのではないでしょうか。。
今は塩ラーメンもラインナップされたりとメニューも充実して安定ある美味さになりましたね。ちなみにこちらの「担々麺」の元だし(タレ)は、20種類以上の調味料を調合してあります。森さんの後を次いで「神楽グループ」の総店長をした経験を持つ実力は本物です。。